着々と・・

ここ最近、昼間がすごく暑かったり、いきなりとんでもない雨が降ったり。私は電車通勤なのですが先日の出勤時の豪雨は傘なんて役に立たない状態でした。

それでも、各現場は滞りなく着々と順調に進んでいます。

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ユニバーサルホーム、エコ床暖の配管です。玄関・ユニットバスを除く1階の全フロアに張り巡らせます。夜に玄関ホールで立ち話してても暖かいのです(地熱床システムをご採用の場合)。暖房を入れる時間設定ができるのと、コンクリートが配管からの熱をしばらくの間、保温してくれるので例えば朝起きる前から3時間ほど入れて、そのあとはコンクリートからの放熱で暖かくしてやり、また少し寒くなってくる夕方ごろから3時間つけてやると夜中までしばらく暖かい・・という状態になり、起きる前から寝るまで一日暖かい!という状況になります。それでいて実際ガスもしくは電気を使って暖房している時間は6時間、ということなのです。

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配管をしたあと砂利を敷き詰め、コンクリートを流しこみ、しっかりとレベルを整えて基礎の完成です。1階のフローリング床下はこのような状態です(地熱床システムをご採用の場合)。

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木工事が殆ど終わりかけている現場です。ここから断熱材を敷き詰め石膏ボードを貼り、クロスを貼るとほぼ室内の様相が出来上がります。

・・で、この状態を見られたお客様が「狭くないですか?」と少し不安気味にお話しされました。体験された方は「ウンウン!」って感じていただけると思うのですが、例えば建替えの場合、今まで住んでいた家を取り壊し更地になった時点で見ると大概の方が「えっ!狭い!今までこんな狭い土地に住んでたの!」って思われます。次に、上棟すると「これ、住めますよね?」て言われる方が非常に多い!

そして上の写真のような状態でもイメージより狭く感じます。そのあとクロスを貼るなど内装の仕上げをしてから見ると全然違って見えるのです。大丈夫でしたね!って。

目の錯覚なのですが、人間の感覚はこのように周りの景色など様々な情報を取り入れることで同じものでも違って感じるのでしょうね。逆に考えれば間取りの取り方によって同じ空間でも広く感じたり狭く感じたりするのです。そういった事も考えながらプランのご提案をさせていただいている、という事実はあまり知られていません(笑)。

余談ですが、「あの家はなんか陰気な感じで気持ち悪い。」とか、あげくに幽霊だ!ラップ現象だ!って・・。私などはそういった家に行くと「あぁ、この間取りなら暗く感じるよな。床下湿気てるからジメジメしてるな。木が湿気たり乾燥したりを激しく繰り返してるからバシバシ割れて夜とかビックリやろな。」って職業病なんですかね?

更新日:2014